「修繕委員会」を立ち上げる
マンションの「大規模修繕工事」とは長期修繕計画に基づき計画的に実施する「計画修繕工事」のうち、建物全体または複数の部位について行う大規模な修繕工事をいいます。
工事の時期は多くの場合12~15年周期で行われています。大規模修繕では主に外壁の塗装や屋上の防水、給排水管などの規模の大きな工事を実施するので、準備段階から工事完了まで一般的に4-5年かかります。
そのため1-2年が任期の理事会とは別に「修繕委員会」を立ち上げるケースも多くみられます。
管理会社に依頼する方法ですが、工事金額が相場より高くなる事が多い
施工会社の選定で一番簡単なのは普段からマンションを管理している管理会社に依頼する方法ですが、管理会社から発注する施工会社は概ね決まっており競争原理は働きませんし管理会社に支払う中間手数料も発生するので工事金額が相場より高くなる事が多いです。
他に外部のコンサルティング会社に依頼して施工会社を選ぶ「設計監理方式」と管理組合が自分たちで施工業者を選ぶ「責任施工方式」があります。特に「責任施工方式」の場合は理事会や修繕委員会のメンバーは長期間関わる事ができることと、多岐にわたる高い専門的知識が必要になります。
グッドプランナーズでは、サポートプランも提案させていただいております。